応援していただいているお客様や、ご心配していただいているお客様へ、調査結果をご報告させていただきます。
調査は『小鳥と小動物の診療所』菊地先生にお願いいたしました。 以下の通りでございます。ご報告いたします。 (メール本文) 遅くなりましたが解剖所見をお送りいたします (省略) 検査の結果PDDVは今回も陰性でした 胃と肝臓の病理検査もお願いしておりますがそちらはまだ 結果が出ていません。 小鳥と小動物の診療所 菊地 〜〜〜(ここから所見文書)〜〜〜 ふわふわインコ様 ハリーちゃん解剖所見 肺・心臓:病変ナシ 肝臓:胃に接している部分のみ壊死所見 辺縁に脂肪が少しあり 腎臓:胃に接している左腎に部分的壊死所見 腺胃:拡張しペースト状の餌で満たされていた。 貯留物には食べ物以外の異物は見られない 粘膜の色が黒色壊死している部分あり 死後変化の可能性もあり 筋胃:ペースト状の餌で満たされていたが 閉塞を疑うような固形物はなし 小腸:胃の内容より液状の食物残渣あり。 胃の内容と明らかに性状が異なるため近位より 餌が流れていなかった可能性が高い 盲腸:緑色の軟便が少しあり 大腸:細くなり内容物ほとんどなし 膵臓:病的変化なし 精巣:異常所見なし 胃の拡張により接していた肝臓と腎臓の一部が壊死していたのは死後の変化と考えられる。しかしながら長い間圧迫されていたことは確かである。 胃を閉塞するような異物は見られなかったため 通過障害ではなく胃腸の神経障害による運動機能低下の可能性が高いと思われる よって胃の内容物を検査に出し 腺胃拡張症(PDD)の検査が必要と思われる (※店舗より追記:PDD検査結果は陰性) 腺胃拡張症は多くの鳥に感染するウイルス感染症で 糞便や餌やりなど経口感染で感染しうる。 コンゴウインコやメキシコインコなどが感染しやすい。 症状は様々で消化器症状の以外に神経症状を出す。自咬症や癲癇など 治療法は無し。発症すると助からないことが多い 〜〜〜(ここまで所見文書)〜〜〜 コメントの受け付けは終了しました。
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店長よりインコさんやオウムさんのことを楽しく知って仲良くなってもらいたいです! アーカイブ
8月 2023
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